個展等の活動+ご本人

個 展 :2回開かれました
審査員等:ゴメスや文春
他の活動:俳句の会
岡崎先生:略歴とお写真です

個展

今までに2回、1994年のP-HOUSEと2015年の世田谷文学館で開かれています。

岡崎京子展「戦場のガールズ・ライフ」

(c)岡崎京子

岡崎先生の原画を中心とした個展が開かれました。原画300点超&単行本未収録作を展示し、終了間際の3月29日には小沢健二氏によるライブも行われました。
2015年1月24日-3月31日、世田谷文学館
アートディレクション:祖父江慎
Fashion Press Comic Natary このマンガがすごい!WEB

400ページ豪華カタログ+新刊二点同時刊行

『岡崎京子 戦場のガールズライフ』

平凡社、2015年1月
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同時期に開催された世田谷美術展での『岡崎京子展 戦場のガールズライフ』の公式カタログ。一般書店でも発売。豪華内容です。
原画:「リバーズ・エッジ」「ヘルタースケルター」「pink」「東京ガールズブラボー」ほか
単行本未収録作品:「平成枯れすすき」「EATING PLEASURE」「ドリーム・マシン」「いつか王子さまが」など8作
寄稿:小沢健二、よしもとばなな、宮沢章夫、村上隆、いとうせいこう、ホンマタカシほか
評論:大塚英志、椹木野衣
トリビュート作:文月悠光、今日マチ子、穂村弘、BIKKE、川本史織
鼎談:桜沢エリカ×安野モヨコ×しまおまほ

オカザキジャーナル

『オカザキジャーナル』
平凡社、272ページ、2015年
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週刊誌「朝日ジャーナル」に1991年~1992年、最終ページに掲載されていたエッセイ「週刊オカザキジャーナル」、全68回
植島啓司との往復通信「コトバのカタログ」(広告批評1992年~1993年掲載)も収録

レアリティーズ

『レアリティーズ』
平凡社、236ページ、2015年
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デビュー前のものを含め、超レアな未発表作品を集めました
「無題」(未定稿)「オカザキの素」「FLOWERS」「三日月曲馬団」ほか

レポート

藤本由香里『街の時計・時代の時計…』 | ACROSS
小沢健二ライブSTARDUST RENDEVOUS
岡崎京子展 | IM

『第1回個展 ぼくらはいったいどこに行くのだろう』

岡崎京子第1回個展

1994年春、東京/渋谷のP-HOUSEにて
P-HOUSEの第1回企画。小さなスペースに、針の芝生に寝転がるシャツとジーパン、正面の大きなボードに描かれた(私の記憶では)背中合わせでオナニーするカップルの絵、解剖されたネズミ、愛読書、原画、職場でのインタビューのビデオなどが展示されていた。岡崎先生もいらっしゃいました。シンポジウムもあったようです。


岡崎京子第1回個展

ディレクター:布施英利
コーディネーター:村上隆
アドバイザー:椹木野衣

P-HOUSEのレポート再録:sitebbiwの「非公式HTML Vr.

2012年11月美学校での中ザワヒデキ氏による講義 →USTREAM
ブログ田原書店外伝
村上隆@DICTIONARY


以下はP-HOUSEのチラシ→具足虫さんのtwitterから。具足虫さんありがとうございます!
P-HOUSEチラシP-HOUSEチラシP-HOUSEチラシP-HOUSEチラシ

原画展

吉祥寺パルコで原画展があったらしい(佐竹、1998)

審査員、講師

1994年頃から、積極的にマンガや映画の審査員を引き受けていたようです。

ぴあフィルムフェスティバル

1996年のPFFの審査員を打診されたが、その一週間後に事故にあったとのこと
PFFディレクターブログ

水戸芸術館ワークショップ:相談芸術大学

1995年4月1日〜5月28日、水戸芸術館のワークショップに講師として(?)参加。

1995年の文芸春秋マンガ賞

審査員として参加したらしい。詳細不明。

GOMES 漫画賞

GOMES PARCO

PARCOのフリーペーパー『GOMES』の漫画賞『GOMESマンガグランプリ’95』で、吉本ばななやしりあがり寿らとともに審査員を務める
→骰子の眼『マンガ漂流者』第22回
→1992年、「パルコ GOMESマンガグランプリ’93」で岡崎京子賞を受賞した風間サチコ氏の公式サイト
→『GOMES』とは

イメージフォーラムフェスティバル

1994年に審査員を務めたようです。『女性作家の怖さと開放』と題して審査員講評を雑誌『イメージフォーラム』に書いています。
岡崎先生はこの時上映された歌川恵子『みみのなかのみず』に超インスパイアされて、『私は貴兄のオモチャなの』(『私は貴兄のオモチャなの』表題作)を描いたそうです(あとがきより)。
また、1994年制作の村上賢司『水心』の評も書いています。 →村上賢司ブログ

第1回TOKYO FMショート・ストーリー・グランプリ

「『はじまりは、恋』TOKYO FM出版、1992
審査員:北方謙三、林真理子、村上龍、岡崎京子、見城徹
グランプリ受賞は中山可穂『ルイジアンヌ』、佳作は狗飼恭子
(参考:作家の読書道 | WEB本の雑誌

『東京国際最低8ミリ映画祭』

80-90年代の毎年末に、池袋文芸座ル・ピリエで開催された8ミリフィルム自主制作映画祭。本当に最低な映画ばかりだった。手塚眞ら主催。審査員として参加。
→ブログ『とんち協会&滑稽珍聞
→手塚眞公式サイト
→岡崎京子賞受賞作
  youtube『恐怖!プルトニウムダンサー』
  youtube『らくがき怪獣ガヴァドンA』

↓1993年の映像(先生はトナカイの帽子をかぶっています)

『三宅裕司のいかすバンド天国(イカ天)』

1989年5月13日にゲスト審査員として登場 →Wiki

その他

俳句の会『鼻めがねの会』

サエキけんぞうや小西康陽もメンバーだった俳句の会に入っていた。(ふかわ、1999)
メンバーは他に尾上文、ヌマゲン、AKI、サリー久保田、井出千晶、田口章子 →サエキけんぞうTwitter
1991年頃から岡崎先生の事故前まで。→森本美由紀公式ブログ
鳩山先生も参加 →鳩山郁子twitter

オカザキ

自画像

1963年12月13日、東京下北沢生まれ。射手座/B型。高校在学中から投稿雑誌『ポンプ』にイラストを大量に投稿。跡見学園短大在学中に『漫画ブリッコ』 (白夜書房)1983年6月号より連載の「ひっばあじん倶楽部」で商業デビュー。自販機本から商業誌まで手広く活躍。「新しい女の子マンガ」を開拓し、1989年『pink』で一躍脚光を浴びる。マンガにとどまらず各方面で活動するが、1996年5月交通事故に遭う。以後休筆し、リハビリに励む毎日。 →近況

2004年『ヘルタースケルター』で第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
2012年『ヘルタースケルター』映画化
2015年『岡崎京子展 戦場のガールズライフ』東京・大阪・福岡で開催
2018年『リバーズ・エッジ』映画化
2019年『チワワちゃん』映画化
2020年『ジオラマボーイ・パノラマガール』映画化
好きな花はスイートピー、好きな諺は「湯あがりは、親でも惚れる」。