小沢健二と岡崎先生の固い絆

2018
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岡崎先生と小沢さんは価値観が近かったのか、いっしょに戦っていた「戦友」のような関係だったようです。
また、小沢さんは「僕は岡崎さんの王子様だから」だと言います。
お二人の関係を時系列でまとめてみました。
(この他に岡崎先生は作品の中に度々小沢さんのフレーズを挿入していますが、ここでは省略します)

1990年前後

この頃から岡崎先生とフリッパーズの二人、スチャダラパーと遊んでいたようです。

1991年

月刊『PeeWee』1991年7月号(写真右)

「フリッパーズ・ギター✕岡崎京子 いま、中古レコード屋さんがおしゃれ!?」三人でおしゃべり。

 

月刊『小学6年生』1991年7月号/小学館

『ハーフボイルドキッズ の反乱』
フリッパーズと岡崎先生が出演(7p)

ビデオ『スチャダラ30分』(写真右)

スチャダラパーのビデオに、フリッパーズと岡崎先生が出演

隔月刊『パチ・パチ読本』1991年5号

フリッパーズギターの解散に伴う緊急特集に岡崎先生が寄稿(400字程

 1993年

小沢健二 野音フリーコンサートの受付

6月19日、解散後初のコンサート(日比谷野音)で、岡崎先生が受付をしていたそうです

月刊「カドカワ」93年12月号(イラスト右)

岡崎京子『Lovery レポート』
小沢健二上記ライブレポートマンガ(数p)
( 2015年『恋とはどういうものかしら』新装版より)

1994年

月刊『ROCK’N’ROLL』94年10月号(写真右)

『LIFE featuring KYOKO OKAZAKI 』岡崎先生と小沢さんの対談(「LIFE すごろく」つき3p)

週刊『anan』No.945 11月11日号

岡崎先生が小沢健二について書いたエッセイ。「男小悪魔みたいなヒトです。自分が漫画の中で描く男の子にも全体的な線は似てると思ったりするんですが。(以下略)」

1995年

小沢健二コンサート『ライフ』

もちろん岡崎先生は聴きに行きました。

週刊『anan』No.974

『ドアノックチャンプ』かっこいい男特集で岡崎先生が小沢さんの魅力についてエッセイ&イラスト(2p)

1996年

5月19日、岡崎先生の交通事故

小沢さんはよしもとばななさんを呼んで一緒に東京女子医大病院に駆けつけ、面会謝絶のところを「親戚だ」と言って集中治療室に入っていこうとしたそうです。(『岡崎京子 戦場のガールズライフ』より)

1997年-2009年

この間は岡崎先生は病院と自宅でリハビリ、小沢さんはアメリカで、それぞれの戦いを続けました。

2010年

小沢健二ツアー『ひふみよ』に岡崎先生が来場!!

小沢健二ツアー『ひふみよ』の5月24日中野サンプラザの東京初日に、岡崎先生はベレー帽にボーダーシャツの”正装”でリクライニングの車いすに乗り、黄色い花束を持って家族と会場へ。 客席右手前方で車いすのまま聴いていたらしい。
アンコールの最後に小沢さんが客席右手をじっと見て「最後まで言うつもりはなかったし言うと泣いちゃうから言わなかったけど、 言いたくなったから言います。岡崎京子さんが来ています!」と言って去ったそうです。(twitterとMixiのまとめ)
小沢さんのご招待だと思われます。
halmosさんのブログfantatica
takuyaさんの詳細なツアーレポート →ブログTAKYUAONLINE

2012年

4月16日、小沢健二ツアー『東京の街が奏でる』最終日(東京オペラシティ)に岡崎先生来場。 (『岡崎京子 戦場のガールズライフ』より)

2015年

ライブ@岡崎京子展「戦場のガールズ・ライフ」

岡崎先生の原画を中心とした個展が2015年1 – 3月に世田谷文学館で開かれました。
終了まぎわの3月29日、閉館時に案内放送が流れ、小沢健二シークレットライブが始まったそうです。関係者やご家族が来たようです。ライブの様子は録画され、岡崎先生に届けられたそうです。
STARDUST RENDEVOUS
橘川幸夫:note

2017年

4月23日、フジテレビの音楽番組「Love music」(写真右)

岡崎先生の『森』の絵をバックに歌いました。→コミックナタリー

10月、ハロウィン

表参道で開かれた「写真館」に岡崎先生が参加しました。おそらくこれも小沢さんが岡崎先生を招待したものでしょう。
岡崎先生ハロウィンへ行く

11月、映画『リバーズ・エッジ』試写

岡崎先生と小沢さんは二人で試写を見に行った模様 →小川真司ツイート

2018年

映画『リバーズ・エッジ』の主題歌『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』(写真右)

2月14日CD発売 →歌詞

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